こんにちは。
今日は今までにもう何度もどん底を経験し、自分の価値を見出せず自分自身を否定し続けていた私が「なぜ今、前を向けるようになれたか」「自分を好きになれつつあるのか」というお話を少し書きたいと思います。
私は10代後半というわりと早い年齢で依存症という病気になり、クレプトマニアと診断されました。
窃盗は犯罪で悪いことだということはわかっているし、やってはいけないと毎日思って生活していてもなぜだか万引きをやめれず、
被害者の方にも自分の周りにいてくれる人にも、たくさんの方に迷惑をかけそれでも万引きをしてしまう自分がほんとに嫌いで、生きてる意味すらないとさえ思いました。
しかし今は毎日楽しいと感じることや嬉しいと感じることが増えとてもよく笑えるようになりました。
自分がこんな風に笑えるようになれるなんて1年半前には夢にも思いませんでした。
KAならと繋がり、仲間と出会い沢山のパワーと行動力をもらった私はこの1年今までできなかった色んな事にチャレンジし、できるようになりました。
最初は趣味であるハンドメイドに没頭し、たまにイベントにも出店するようになりました。
このイベントでたくさんの方と出会い自分の作ったものを褒めてくださったり、買ってくださったりして人との繋がりの有難さや大切さを感じました。
その後も高校生の勉強をしたり、ヨガで身体を動かしたり、
1人で買い物に行くのはまだ不安があるので家族と一緒にショッピングに出かけたり
カフェに行ったり、ランチに行ったり、
そういう当たり前のような日常がほんとに幸せで楽しく、冷え切った心が少しずつ癒えぽかぽかと温かくなっていきました。
自分の心が満たされてくると「自分も誰かのためになることをしたい」と思えるようになっていき、ボランティアなども始めました。
誰かの力になれたり、その日頑張れた自分を褒めれるようになったことで自分の存在を認められるようになっていると思います。
1日1日を大切に、窃盗せずにその日を過ごせた。
それだけでクレプトマニアの私たちにはすごいことであり、頑張っているのです。
そんな1日の中の小さな頑張りを積み重ねていくことで自分の自信となり、これから先の希望となるのだと思います。
今は苦しい日々を過ごしている方も小さなことでもいいのでまず1つ自分のことを褒め、頑張っている自分を認めてあげてください。
私もまた自分を褒められる1日を過ごせるように頑張ります。
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