こんにちは、お久しぶりになってしまいごめんなさい。ごめんなさい。
ブログの更新もしたいなーっと思いながらも、充実した毎日を送らせていただきぼちぼち忙しく結局更新できずに一か月程度経ってしまっていました。
12月に入り、今年も残りわずかになりましたね。
今年は周囲の人との繋がりをまた持つことができ、とても久しぶりに誰かに年賀状を送りたいと思うことができデジタル化が進む中、張り切って手書きで年賀状をこつこつ制作しています。笑 こんな風に穏やかに年賀状の準備ができるなんてわたしにとって夢のようです。
KAに通い続けて、改めて人の温かさを感じることができ
また社会へ出てたくさんの人との繋がりを持ちたいと思えるようになり少しずつ足が外へ向くようになってこれたからだと思います。
人と関わっていくことに自信を失い、億劫になっていたわたしに変わる勇気をくれたのは間違いなくKAです。
ただ自分の話をして、ただただ仲間の話に耳を傾ける。
その空間にはきっと不思議なパワーが働いている。
そのパワーがアディクションに頼らずには生きていけなかった私たちを変えてくれるのだと思います。
ゆっくりかもしれないけど変わることができると信じて自助会に通い続けたいなと、
そして今真っ暗闇の中におられる方も変わっていけるのだと信じてKAに足を運んでほしいなと思います。
さて、話は変わるのですが今月3日、元マラソン選手の原裕美子さんの裁判の判決が出てニュースでも大きく取り上げられていましたね。
有罪判決の元マラソン・原裕美子被告「批判は覚悟」でTV生出演「真実伝えなければ…」(デイリースポーツ) - goo ニュース https://news.goo.ne.jp/article/dailysports/sports/20181204040.html
元マラソン女王・原裕美子さん クレプトマニア(窃盗症)の1例 やはりまだ理解は難しい #BLOGOS https://blogos.com/outline/343060/
有名な方がクレプトマニアで苦しみ、執行猶予中の再犯。
そして判決がダブル執行猶予。
世間一般的な意見はこの判決は甘いと考えられる方がいるのは当たり前なのだと思います。
私たちは確かに窃盗という行為でたくさんの人に迷惑をかけてきてしまい、その罪は重く受け止めなければなりません。
課された刑罰は受け、償うべきです。
しかし実際に刑を受けるだけではクレプトマニアの根本的な回復には全く繋がりません。
自分の意思では止めることができないならば治療を受け、病気と向き合い、盗らない毎日を重ねていくことが大切なんだろうなとKAに通う中で強く感じています。
今回、原裕美子さんに「刑罰より治療」する機会を与える判決がくだったことでたくさんのニュースでクレプトマニアのことが取り上げられ、感じることはそれぞれ違いいろんな意見はあるだろうけど「窃盗症」「クレプトマニア」という言葉の認知度は確実に広がったに違いありません。
会見や生出演などの公の場で恥ずかしい思いや惨めな思いをするのを覚悟してクレプトマニアのことを知ってもらうために、また同じクレプトマニアで苦しむ仲間のために自分のことを話してくださった原裕美子さんにわたしは心から感謝します。
わたしたちは原さんの勇気ある行動を踏みにじらないように、
治療する機会を与えていただけるようにご尽力くださったたくさんの人を裏切らないように、
しっかり根気よく治療を続け、病気と向き合っていかないといけないなと思いました。
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